【依頼編】ホームページ制作の進め方|依頼後の流れと準備するもの

ホームページ制作は、ただデザインを作るだけではありません。
目的の整理から、ドメイン・サーバーの準備、構成設計、デザイン、実装、そして運用まで――
一つひとつの工程を順序立てて進めることで、成果の出るホームページが完成します。

この記事では、制作の全体の流れと、どのタイミングで何を準備すればよいかをわかりやすくまとめました。


目次

1. ホームページ制作の全体の流れ

ホームページは、主に以下のステップで進行します。

ステップ内容
① ヒアリング目的・ターゲット・方向性を共有する
② ドメイン・サーバー準備公開環境を用意する
③ 構成・原稿整理ページ内容や構成を決める
④ デザイン制作トーン・レイアウト・配色を設計
⑤ コーディングWeb上で動く形に実装
⑥ テスト・公開表示確認後、本番公開
⑦ 運用・更新公開後の改善・発信

では、それぞれの工程を詳しく見ていきましょう。


2. STEP① ヒアリング(方向性を決める)

🕐 期間目安:1〜2週間

最初の工程は、ホームページの「目的」と「方向性」を共有するためのヒアリングです。
この段階での情報整理が、その後すべての工程の軸になります。

ご用意いただきたいもの

  • サイトの目的(例:問い合わせを増やす、採用を強化したいなど)
  • ターゲット(誰に見てもらいたいか)
  • 掲載したい情報(会社概要、サービス、アクセスなど)
  • 参考にしたいサイト(デザイン・構成の参考を3つほど)
  • ロゴ・ブランドカラーなどのデザイン要素

💡ポイント:
「誰に」「何を」「なぜ伝えるのか」を整理できているほど、ブレのないデザインに仕上がります。

よくある失敗

失敗内容回避策
「目的」が曖昧なままスタート“何をしてもらいたいサイトか”を一文で言語化する
担当者が複数いて意見がバラバラ代表者または最終決定者を明確にしておく
参考サイトを出さずにデザインを依頼方向性の共有不足で修正が増える原因に

3. STEP② ドメイン・サーバーの準備

🕐 期間目安:1週間程度

デザインやコーディングに入る前に、ホームページを公開するための環境(ドメイン・サーバー)を用意いただく必要がございます。
これを先に整えることで、実装後の公開作業がスムーズになります。

ドメインとは

ホームページの住所(URL)のことです。
例)https://yourcompany.com

企業名やブランド名を含めることで、信頼性が高まり覚えてもらいやすくなります。

サーバーとは

ホームページのデータを置いておく場所のことです。
アクセス速度や安定性を左右するため、信頼できる国内サーバーを選ぶのが安心です。

例:エックスサーバー、ロリポップ、さくらインターネット、ConoHa WINGなど

ご用意いただくこと

  • ドメインの取得(希望の名前を事前に相談)
  • サーバー契約(推奨プランを案内します)
  • 契約情報の共有(FTP・WordPressログイン情報など)

💡ポイント:
制作開始前に環境を整えておくことで、テスト環境構築〜公開がスムーズに進みます。

よくある失敗

失敗内容回避策
契約を後回しにして公開が遅れる構成制作前に取得・共有を済ませる
契約情報を紛失してしまうメール保存&バックアップを必ず取る
無料サーバーを使って不安定になる商用利用に適したサーバーを選ぶ(お気軽にご相談ください^^)

4. STEP③ 構成・原稿整理(サイト設計)

🕐 期間目安:1〜2週間

次に、どのページに何を載せるかを整理していきます。
ここで作る「サイトマップ(全体構成)」と「ワイヤーフレーム(レイアウト図)」が、サイトの設計図になります。
掲載文をご提出いただきましたら、サイトマップとワイヤーフレームを制作していきます。

ご準備いただくもの

  • 各ページに掲載する文章(会社紹介・サービス説明など)
  • 写真素材(商品・人物・店舗など)
  • ロゴデータ・使用希望のフォントなど
  • お問い合わせフォームの項目内容

💡ポイント:
原稿・写真の準備が早いほど、制作期間を短縮できます。

よくある失敗

失敗内容回避策
原稿の提出が遅れて制作が止まる納期を意識して段階的に提出する
写真が低画質・縦横サイズが不統一制作者に推奨サイズを確認する
内容がまとまらず修正が多発目的ごとにページの“役割”を整理する

5. STEP④ デザイン制作(見た目の設計)

🕐 期間目安:2〜3週間

構成が決まったら、見た目のデザインを制作します。
配色・フォント・画像のバランスを整え、ブランドの世界観に合わせて仕上げていきます。

ご対応いただくこと

  • 提案されたデザインの確認
  • 修正希望をまとめて共有(1〜2回のやり取りで整理)
  • 「目的に合っているか?」の観点でチェック

💡ポイント:
デザインは「好み」よりも「目的に合っているか」で判断しましょう。


よくある失敗

失敗内容回避策
「なんとなく違う」で感覚的な修正が増える「何を・どう変えたいか」を具体的に伝える
デザイン確認が遅れてスケジュールが後ろ倒し期日内にフィードバックを返す
写真差し替えが後から続出原稿提出時点で使用写真を確定しておく

6. STEP⑤ コーディング(実装)

🕐 期間目安:2〜3週間

デザインが確定したら、HTML・CSS・WordPressなどでWeb上に実装します。
PC・スマホの両方で快適に見られるように最適化します。

ご対応いただくこと

  • テストサイトの動作確認(リンク・フォーム送信など)
  • 誤字・脱字・画像抜けチェック
  • 表示崩れなどの最終確認

💡ポイント:
テスト環境でしっかり確認してから公開するとトラブルが防げます。


7. STEP⑥ テスト・公開

🕐 期間目安:1週間程度

すべてのページの確認が終わったら、いよいよ本番公開です。
ドメインとサーバーの設定を行い、正式なURLで閲覧できる状態にします。

ご対応いただくこと

  • 公開前の最終チェック
  • Googleビジネス登録やSNSリンクの設定
  • 社内・顧客への周知

💡ポイント:
公開後すぐにSNSやメール署名にURLを掲載して周知しましょう。


8. STEP⑦ 運用・更新(公開後)

ホームページは、公開して終わりではありません。
定期的な更新と分析を重ねることで、集客・信頼構築・採用などにつながります。

クライアントが行うこと

  • ニュース・お知らせ・ブログの更新
  • アクセス解析(Google Analytics・Search Console)
  • 内容の改善(文章や導線の見直し)

💡ポイント:
「公開後に育てていく」意識が、成果を生むサイト運用の秘訣です。


9. 制作スケジュールの目安

ステップ内容期間の目安
ヒアリング目的・方向性の整理約1〜2週間
ドメイン・サーバー準備公開環境の整備約1週間
構成・原稿整理ページ内容の設計約1〜2週間
デザイン制作見た目の設計・確認約2〜3週間
コーディングWeb実装・テスト約2〜3週間
公開・運用開始本番公開・引き継ぎ約1週間
合計約1.5〜2.5ヶ月程度

10. よくあるトラブルまとめ

トラブル例原因対策
納期が遅れる原稿や写真の提出遅れ期日を守り、途中提出も活用する
デザインが思っていたのと違う目的・参考共有不足初期段階でイメージ共有を徹底
公開後にエラーが発生テスト確認不足テストサイトで全機能を確認
メール設定でトラブルサーバー設定ミス契約情報を共有・バックアップする

【 制作前チェックリスト】

  • サイトの目的が明確になっている
  • 掲載内容(文章・写真)が整理できている
  • 参考サイトを3つほどピックアップしている
  • ドメイン・サーバーの契約を済ませている
  • 更新・運用の体制を想定している

まとめ

ホームページ制作は、
「目的を決める → 環境を整える → 情報を整理する → デザイン・実装 → 公開・運用」
というステップで進みます。

特に、ドメインとサーバーの準備を早い段階で整えることで、
制作後の公開がスムーズになり、余計なトラブルも防げます。

クライアントさまと制作者が同じゴールを共有し、
お互いに情報をタイムリーに共有しながら進めることが、成功への一番の近道です。

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